帆柱自然公園の中心の山で、622mの山頂までは九州最長のケーブルカーとスロープカーでアクセスできる。山頂からは、関門橋、洞海湾など北九州市内や名所を一望。視野が200度を超える夜景は、市内のみならず関門海峡までも望め、地形的特徴による表情豊かな景観は、見る者に大きな感動を与え続ける。夜景を意識した横移動式スロープカーや星空の演出デッキなど、”100億ドル”と称される夜景に対する観光価値は県内随一。

日本夜景遺産に認定されている高さ103ｍの展望台で、高層マンション「門司港レトロハイマート」の31階を市が展望室として開放。ガラス張りの空間からは、かつて国際貿易港として栄えた門司港や関門海峡の夜景が望める。眼下には往時を偲ばせるレトロな建築物が建ち並び、異国情緒漂う夜の世界へタイムトリップ。2013年は、対岸の観覧車ライトアップやリニューアルされた大正ロマン溢れるイルミネーションの煌めき等、夜景の見どころは多い。

今年、日本夜景遺産に認定され、桜やツツジ、アジサイの名所としても有名な公園。広い展望台からは、小倉市街地から響灘までのパノラマが視野を埋め尽くす。特に夜景を印象づけるのは、真っ赤な若戸大橋の圧倒的な存在感だ。また、八幡・小倉エリアにかけて工場群のナトリウム灯も水際から力強く主張する。さらに100 万人が住む住宅やオフィスの灯りも加わり、日本を代表する産業都市の底力溢れた都市夜景には誰もが魅了されるだろう。

「五大工場夜景」の一つで、キャンペーン期間中にクルーズを開催。製鉄所の灯りが照らす影の重厚感や、夜が更けるほど目映い光を放つ化学工場、水面が照らされる作業灯などは幻想的。また、イマジネーションが刺激され、プラントやクレーン群が宇宙の機械や物体に見える。出航時の現実的な心境から、帰路の頃には底知れず宇宙に居るような「宇宙旅行」が味わえる。数時間で頭の中が空っぽになり、イメージの世界に酔える贅沢なクルーズだ。

北九州の冬の風物詩。昨年はテーマの一つを「エコ」と定め、リバーウォーク北九州やJR小倉駅前など様々なエリアで実施。「光の回廊」や「光のオブジェ」をはじめ、趣向を凝らした大小のイルミネーションを展開。さらに、5000人の乾杯で点灯するイベントも開催された。環境モデル都市に相応しく、「竹灯籠」を点灯した後は炭としてリサイクルし、学生や地域団体の手づくりイルミネーションなど心温まる作品も多く楽しめたが、今年は内容をリニューアル。新しく生まれ変わるイルミネーションに要注目だ。

2012年に初登場した冬期イルミネーションイベント。施設のポテンシャルを最大限生かし、数々のイルミネーションやライトアップ演出で園内が彩られる。宇宙の始まりから星の誕生までを魅せる壮大な音と光のショーでは、煌めく宇宙空間を実現。また、スペースシャトルへの3Dプロジェクションマッピングは、他施設では類をみないみどころの一つ。今年は更に世界最大級の光のガーデン迷路が登場。夜のテーマパークとイルミネーションの見事な融合が、ファンタジックな世界感を創出。

夜景評論家・丸々もとおプロデュースによる、門司港レトロ地区の広大な敷地で展開する新イルミネーション。これまでのイルミネーションを一新し、樹木を中心に、“古き良き徹底的にを追求”した光演出が登場。タイトルは「浪漫灯彩」に変更。レトロを極めた「ツリーイルミネーション」と最新技術を駆使した「からくりフォトスポット」の史上初の2大演出で「時代を遡った懐かしさと、新たな未来への息吹」が感じられる門司港の一大風物詩。

北九州市制50周年記念事業の一つとして、北九州市、北九州市商工会議所、北九州市観光協会の主催で開催。工場夜景サミットでは、「工場夜景観光」の推進に力を入れ、クルージングなどの工場夜景観賞ツアーを実施している本市ほか、室蘭市、川崎市、四日市市、周南市などの関係者、一般市民の参加により各都市の取り組み等を報告するシンポジウムを実施する。本年は10月11日（金）に山口県で開催される、「夜景サミット2013 in 周南」とのタイアップが決定。